ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズの白い帝国軍兵士をめぐって裁判
ジョージ・ルーカスが映画『スター・ウォーズ』シリーズの白い帝国軍兵士ストーム・トゥルーパーのヘルメットとスーツを作った小道具デザイナーを、著作権侵害で訴えた。
ガーディアン紙によると、訴えられたデザイナー、アンドリュー・エインズワースは、1,800ポンド(約36万円)でレプリカをファンに売ったというもの。ルーカスは同様の件でアメリカでも損害賠償1,000万ポンド(約20億円)を求めて裁判を起こし勝訴している。今回はアンドリューがロンドンにレプリカを作るスタジオを持っていることから、イギリスでの著作権も守ろうということのよう。アンドリューは、それはアートではなく、プロダクト・デザインであるため、もう著作権は失効していると主張している。
ちなみに、アンドリューは小道具のデザイナーとして実際の作成を担当したもので、小道具を作るためのスケッチを描いたのはコスチューム・デザイナーのジョン・モロで、ストーム・トゥルーパーそのものはコンセプト・アーティストのラルフ・マクォリーのイラストが基になっているというから、著作権もいよいよ複雑だ。
【関連記事】『スター・ウォーズ』が再び劇場に!ジョージ・ルーカスが発表
【関連記事】米アカデミー賞も公認!ネットで応募できるショートフィルムにジョージ・ルーカスも興味津々!