マイケル・ムーア監督、米大統領予備選挙でクリントン氏を痛烈批判!オバマ氏を支持
映画『華氏911』や映画『シッコ』などアメリカ社会に問題作を投げかけているマイケル・ムーア監督だが、現在行われているアメリカ大統領選挙戦の民主党予備選挙で、バラク・オバマ候補を支持するコメントを自身のウェブサイトに書き込んだ。
ムーア監督はウェブサイトの中で、先日行われたペンシルベニア予備選挙でオバマ候補に投票するよう促し、対抗候補者のヒラリー・クリントン氏について「ここ数か月間のクリントン氏の行動と言葉は失望するものばかりだ。ばかみたいに、オバマを中傷してばかりいる」と記述した。
また、「私は、多くのアメリカ国民と同じようにこの8年という長い(ブッシュ政権の)間、批判を続けてきた。だからこそ、11月の本選挙では何としても投票に行くんだ。12ラウンドを戦ったボクサーみたいに血だらけであざだらけで、政権を変えることだけを求めているんだよ」とアメリカに変化が訪れることを期待するコメントを記した。ペンシルベニア予備選挙では、ムーア監督の呼びかけもむなしくクリントン氏が勝利を収め、全体的にはオバマ候補がリードするも、民主党候補者レースの行方はまだわからない状態だ。ハリウッド・セレブの中には、ジョージ・クルーニーやロバート・デ・ニーロなどがオバマ候補を支持する一方、ジャック・ニコルソンなどの大物がクリントン候補を応援している。
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