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『ダ・ヴィンチ・コード』の前章『天使と悪魔』のヒロイン決定

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イスラエル出身の女優アイェレット・ゾラー
イスラエル出身の女優アイェレット・ゾラー - John Shearer / wireImage.com

 映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編『天使と悪魔(エンジェルス&デーモンズ)』(原題)のヒロインが決まったようだ。アメリカのエンターテイメント・ウィークリー誌が伝えたところによると、イスラエル出身の女優アイェレット・ゾラーが同作のヒロインであるビットリア役に決まったそうだ。ビットリアは、世界初の大量反物質の生成に成功した科学者レオナルド・べトラの娘で、イルミナティに狙われて殺された父親の訃報(ふほう)を聞きロバート・ラングドン教授とともに調査する行動的な女性だ。

 『天使と悪魔』は、ダン・ブラウンの同名小説を基に、ラングトン教授が秘密結社イルミナティの謎を追うスリリングなストーリーで、教授には引き続きトム・ハンクスがふんする。再びロン・ハワード監督がメガホンを取り、ブライアン・グレイザーがプロデュースし、脚本はアキヴァ・ゴールドマンが手掛ける。撮影は6月からヨーロッパで行われ、2009年5月15日のアメリカ公開を予定している。

 スティーヴン・スピルバーグ監督映画『ミュンヘン』で注目されたアイェレットは、3月に公開された映画『バンテージ・ポイント』にも出演していて、今後ハリウッドでの活躍が期待される女優だ。今回のヒロインは、以前ナオミ・ワッツが候補に挙がっていたくらい大きな役柄で、アイェレットにとってのビックチャンスといえるだろう。

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