ウェズリー・スナイプス、3年の実刑判決
虚偽の税金申告で有罪判決となっていたウェズリー・スナイプスが、求刑どおり禁固3年の実刑判決を言い渡された。罰金として提案されていた500万ドルについては、スナイプス側が3枚の小切手を用意し、法廷で裁判官に手渡そうとしたが裁判官も検察官も受け取ることはできないと断り、休憩時間に国税局が小切手を受け取ったという。入所日については刑務所側から連絡があるらしい。スナイプスは上告すると言っているが、検察官は上訴中の間、保釈金で自由の身でいることには異議を申し立てるとのこと。
スナイプスは昨年10月に所得税の虚偽申告などで起訴され起訴から2か月後に裁判所に出頭、無罪を主張していた。今回の有罪については、1996年と1997年に支払った税金から1100万ドル(約11億7000万円)を不法に取り戻そうとしたことについての起訴。弁護側は悪意があったことを否定、悪質なアドバイザーの勧めに従った結果、と主張している。スナイプスは有罪となれば16年の禁固刑になる恐れがあるとされていた。
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