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劇場版新作『X-ファイル』のネタばれ防止作戦は『スター・ウォーズ』以上!

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『X-ファイル』のモルダー捜査官デヴィッド・ドゥカヴニーとスカリー捜査官ジリアン・アンダーソン(2002年)
『X-ファイル』のモルダー捜査官デヴィッド・ドゥカヴニーとスカリー捜査官ジリアン・アンダーソン(2002年) - Kevin Winter / Getty Images

 ファン待望の『X-ファイル』劇場版映画パート2の公開が決定し話題を呼んでいる。続編タイトルは『I Want to Believe』。

 『Xファイル』劇場用映画が公開されたのが1998年。テレビの『X-ファイル』が9シーズンのロングランを終えて最終回を迎えたのが2002年。かれこれ10年近くの月日が経つと言うのに、当初お約束だったハズの劇場用映画パート2の音沙汰はしばらくなかった。

 続編タイトル『I Want to Believe』について、製作者のクリス・カーターは「これはモルダーのオフィスに貼ってあるポスターにもあるように、正に番組のテーマともいえる一節。今回の続編にピッタリのタイトルである!」と語る。

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 今回、撮影中のニュースが異常に少なかった理由というのは、ストーリー漏洩を防止するために、超厳重なガードがかけられていたからだ。この厳重度は、ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』シリーズも真っ青といったところ。クリス・カーター本人の話しによると、ネタバレを防ぐために、製作側が前代未聞の厳重警戒を敷いたということである。まず手始めに、脚本がチーフのクルーにしか渡されなかったということ。これは『スターウォーズ』シリーズでもプロダクション側が使用した作戦で、ある意味定番となってきているが、この『Xファイル』製作陣は、それでは気がすまずもう一線張った。

 脚本を読むことが許されたチーフ・スタッフたちも、製作オフィスから脚本を持ち出す事は許されず、脚本を読むときには「本読みルーム」なる部屋に監禁されて、監視カメラが見張る中で脚本を読む……という状況が強いられたと言う事である。

 厳重警戒が功を奏して、『I Want to Believe』について、唯一わかっていることといえば、今回の作品は、前回の劇場映画のストーリーを請け負う形ではなく、テレビの「X-ファイル」シリーズにあまりなじみのない人たちでも十分楽しめるようなストーリー仕立てになっているということのみである。

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 しかし、ここまで厳重な警戒を敷いても、パパラッチのパワーはすごい。このほど、インターネットのファン・サイトにて、「現場より!」のヘッドラインつきで、モルダーとスカリーの親密キス寸前? の接近フォトが公開された。前回の劇場用作品でも、ハチにはばまれたとは言え、2人の接近遭遇があったわけだが、今回のフォトから受ける印象では、何やら二人がもっと親密な状況に……!? という感がある。

7月25日全米公開予定の新『Xファイル・I Want to Believe』は今から期待度大である。(取材・文:神津明美)

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