突然のハプニングを、大沢たかおが噛み合ない会話で救う!
25日、築地本願寺にて、映画『築地魚河岸三代目』の完成披露試写会が行われ、主演の大沢たかお、田中麗奈、伊原剛志、森口瑤子、温水洋一、江口のりこ、伊東四朗、松原信吾監督、そして主題歌を歌う秦基博がレッドカーペットイベントを歩いた。【関連写真はこちら】
会場となった築地本願寺は、今年で350周年を迎える名寺。350年の歴史の中でも、試写会が行われるのは初めてとのことで、境内には似つかわしくないレッドカーペットが敷かれていた。そこに白リムジンで乗りつけたキャスト一行は、大歓声の中レッドカーペットを練り歩き、「笑って泣ける、心温まる映画ができました」とアピールに務めたのだが、事件は突然起こった。
この日は、撮影に協力した築地魚河岸から、東京魚市場卸共同組合の伊藤宏之理事長が激励に駆けつけており、大沢とエール交換をするという予定だったのだが、伊藤理事長の出番がやって来てもなぜか姿が見えず、関係者がバタバタと捜索開始。5分ほど経って、姿を現した伊藤理事長は、何事もなかったかのように堂々たるあいさつを行ったのだが、想定外の事態に関係者はもちろん、司会者もキャストも冷や汗タラリ。その場をつなごうと、伊東が「僕もイトウだから、僕が変わりにやろうか? これ、本当にハプニングなんですよ。さっきまで控え室で、しっかり段取り聞いてたんだからね」と暴露したり、司会者が機転を利かせて大沢に「魚をさばいてどうでした? 新しい発見はありました?」と質問をすると、「僕はこれから徐々に覚える役だから、まだ全然経験してなくて……。そうだなぁ……発見?」とかみ合ない会話を披露するなどしたり、会場の笑いを誘って間を持たせていた。
『築地魚河岸三代目』は、「ビッグコミック」にて連載中の同名コミックを映画化したもの。恋人の実家である魚の仲卸店を手伝うことになったエリートサラリーマンの姿を、人情味豊かに描く。
映画『築地魚河岸三代目』は6月7日(土)より全国松竹系にて全国公開
オフィシャルサイト uogashi3.jp
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