ジョン・グリシャムの最新ベストセラー小説、映画化決定
ジョン・グリシャムのベストセラー小説が映画化されることが決まった。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、映画『ゾディアック』やレオナルド・ディカプリオが主演するマーティン・スコセッシ監督映画『シャッター・アイランド』(原題)を手掛けてきたフェニックス・ピクチャーズが、昨年全米で出版されたジョンの小説「プレイング・フォー・ピザ」(原題)の映画化権を獲得したそうだ。同小説は、最低のプレーをしてアメリカでの選手生命を絶たれたNFLのクォーターバック選手が、イタリアのパルマのチームと契約して新たなスポーツ人生を歩む物語で、法律関連の小説が多いジョンにとって珍しい一作だ。現在、スタジオ側は脚本を手掛ける脚本家を探しているところで、マイク・メダヴォイ、アーニー・メッサー、デヴィッド・スウェイツがプロデュースする。
ジョンの小説はこれまでに何度も映画化されていて、トム・クルーズ主演の映画『ザ・ファーム 法律事務所』やジュリア・ロバーツ主演の映画『ペリカン文書』『ニューオーリンズ・トライアル』が有名だ。昨年には、ジョンのノンフィクション小説「ジ・イノセント・マン:マーダー・アンド・インジャスティス・イン・ア・スモールタウン」(原題)の映画化権をジョージ・クルーニーが獲得し話題になった。
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