広末涼子、深紅のドレスで脚線美を披露!でも夫婦仲について本木からキツイ一言!
11日、東京国際フォーラムにて映画『おくりびと』の完成会見が行なわれ、本木雅弘、広末涼子、山崎努、滝田洋二郎監督、脚本を手がけた小山薫堂が映画への思いを語った。
ひざ上丈の深紅のワンピースに7cmはあろうかというピンヒールで登場し、脚線美を披露した広末は主演の本木を絶賛。元チェリストという設定の本木は、ロケ先の山形でも撮影が終わった後、ホテルの部屋で毎晩チェロを練習していたという。「上の階から聴こえてくる本木さんの奏でるメロディーを子守唄にして、先に寝てしまってごめんなさい」と会見の場を借りて謝りながら、役作りへの熱意と勤勉さに感動したと“夫”を称えていた。
一方、本木からは妻を演じる広末に対して思わぬ毒舌コメントが。「“この映画の中では”わたしたちは夫婦の危機を乗り越えました」と先日離婚を発表した広末の私生活をネタにした発言にマスコミ陣のほうがビックリ、会場がドッと沸くどころか一瞬シーンとなってしまう一幕があった。広末も笑顔を浮かべながらもかなり動揺した様子だったが「まあ、(マスコミへの)リップサービスだから、こういうことも言わないと……」とマイクに入らないような小さな声で“妻”をなだめる本木。見出しになりやすいショッキングな発言を期待するマスコミへのサービスもちゃんと考えている本木に、逆にその場にいた記者たちの多くはプロ意識の高さを感じたに違いない。
この後に行なわれた舞台あいさつには音楽担当の久石譲も登壇。本木のチェロの腕前について「僕のコンサートにチェリストとして出る日も近い」と称賛を惜しまなかった。音楽に関しては主人公が元チェリストであることから「全編チェロでいこう」と日本のトップクラスのチェリストのみ12人も集めて作り上げたそうで、その見事な音楽にも注目したい。
映画『おくりびと』は、遺体を棺に納める納棺師の物語。主演の本木が自身の体験から発案した企画で、人間の死に立ち合うという重いテーマを描きながらも随所にユーモアを盛り込み、生きることの尊さを訴える感動作に仕上がっている。
映画『おくりびと』は9月13日より全国にて公開