キーラ・ナイトレイ、『マイ・フェア・レディ』のリメイク作へ?
オードリー・ヘプバーンが1964年に主演したミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』のリメイク作品で、キーラ・ナイトレイが出演交渉に入っている。オリジナルはアカデミー賞8部門に輝いた名作で、ストーリーは1912年のロンドンを舞台に、上流階級出身の2人の紳士が貧しく教養もない花売りの娘を教育し、一流のレディに育て上げようと賭けをする物語。もともとこの作品は1956年にブロードウェイのミュージカルとして登場し、舞台版では主人公イライザをジュリー・アンドリュースが演じた。映画版ではアンドリュースではなくヘプバーンが主演に大抜擢されたが、ヘプバーンは歌が苦手で、劇中に歌うシーンでは吹き替えが使われた。それも影響してか、この年のアカデミー主演女優賞は、『メリー・ポピンズ』に出演したアンドリュースが獲得するという、皮肉な結果となった。ところで、ナイトレイは新作『ジ・エッジ・オブ・ラブ』で歌声を披露しており、この作品のため歌のレッスンを受け、サントラでは歌手デビューも果たしているため、ミュージカル作品で名曲を歌うことは問題なさそうだ。