「グレイズ・アナトミー」キャサリン・ハイグル、エミー賞レースへの参加を辞退
去年のエミー賞で助演女優賞を獲得した「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のキャサリン・ハイグルが、今年はエミー賞レースへの参加を辞退したことを明らかにした。ハイグルはエミー賞にノミネートされるだけの演技を見せていないことを理由に挙げているが、それは謙遜ではなく、十分な演技を引き出すための脚本を与えられなかったと言っている。「今シーズンはエミー賞のノミネーションに値する演技材料を与えられなかったと感じています」と述べ、逆にすばらしい演技材料を与えてもらった女優からチャンスを奪いたくないとの考えもあるという。
子役からこの世界に身をおいているキャサリンは思ったことを口にし、相手が自分の作品の製作スタッフでも容赦しない。昨年3月には「グレイズ・アナトミー」のギャラに不満を訴え、出演契約の話し合いを中断。また、自分の主演映画『ノックド・アップ』(原題)のプロモーションの際、「この映画はちょっと性差別的だわ」とコメントしたことでも話題となった。