中学生の激しい性描写、飲酒どう描く?ケータイ小説映画化「赤い糸」主演決定!
「恋空」と並ぶ伝説のケータイ小説として、延べアクセス数は1600万人を超え、書籍も180万部売れているという「赤い糸」が映画化され、主演を南沢奈央と溝端淳平が務めることが発表されたが、そのフレッシュな二人のイメージとはかけ離れた、原作の性描写や暴力、犯罪などをどう描くかに注目が集まっている。
「赤い糸」はフジテレビ系で12月にテレビドラマとして放送スタートし、映画は12月20日より松竹配給で公開されるというクロスメディア形式。しかし、心配なのが原作をどう映像化するのかだ。原作はケータイ小説ということもあり、かなりのタブーに挑戦している。中学2年生が飲酒、喫煙、性行為を繰り返す。しかも性行為の描写はあまりにも赤裸々。これをテレビでそのまま映像化するのは難しいだろう。また、さまざまな方面からの苦情も予想される。恐らく、その部分は映画で表現されるのだろうが、主演の南沢奈央はまだ17歳。かなりの体当たり演技になることは間違いないだろう。
主演に抜擢された南沢奈央は、「不安でもありますがとても楽しみです。今しかできない純愛作品を精一杯作りたいです。見て頂いた方にも『赤い糸』はきっとあると思って頂けるような、心に残る作品にしたいです。がむしゃらに頑張ります!」とコメントしているが、相当な覚悟を決めてのことだろう。