3万人が熱狂!真田広之とエミール・ハーシュが『スピード・レーサー』プレミアで大興奮!
29日、東京ドームで3万5千人の観客を招き、映画『スピード・レーサー』の「スーパープレミア試写会」が開催され、主演のエミール・ハーシュとミスター武者役で出演する真田広之が舞台あいさつを行った。日本での公開を6日後に控えた同イベントは実に壮大なスケールだった。アリーナの中央には、この日のために作られた横40メートル、縦17,5メートルという世界最大級のスクリーンが登場。撮影で使われたマッハ号も展示され、真っ白に輝く流線型のボディーをお披露目した。
「この映画はこういう巨大スクリーンでこそ、本当に楽しんでもらえると思う」アピールした主演のエミール。「全編、グリーンのスクリーンの前での撮影だったため、演じているときはどういう作品になるかまったくわからなかった。でも出来上がりを観て、あまりの素晴らしさに感激したよ」と質の高いCG技術を絶賛した。苦労したのは運転シーン。「ドライビングシートのセットはとても狭い空間で、しかも上下左右に動き回るため、撮影中は胸がムカムカし、吐き気との戦いだった」と笑いながら話した。
レース界を裏で操る策略家、ミスター武者を演じた真田は「マッハGoGoGoは子どものころ、毎週楽しみにしていた大好きなアニメ。それが映画化され、ウォシャウスキー兄弟が監督するという、そんな話題作に自分が参加できたことをうれしく思い、興奮しています。武者ぶるいって感じですかね」と役名をもじった軽いダジャレを披露していた。
『スピード・レーサー』は吉田竜夫の人気アニメ「マッハGoGoGo」を実写化し、映画『マトリックス』シリーズのアンディ、ラリー・ウォシャウスキー兄弟が監督を務めた超話題作。
映画『スピード・レーサー』は7月5日よりサロンパスルーブル丸の内ほかにて全国公開