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洞爺湖サミットを風刺した怪獣映画が北海道で先行上映され『スピード・レーサー』超え?

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緑色のギララの帽子をかぶっている河崎監督と、よろけながら登場したタケ魔人(左)
緑色のギララの帽子をかぶっている河崎監督と、よろけながら登場したタケ魔人(左)

 6日、映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』の公開に先駆け、怪獣ギララに立ち向かうニューヒーロー、タケ魔人お披露目イベントが秋葉原のクラブグッドマンで行なわれた。

映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』

 壇上には河崎実監督と主題歌を担当した総体重570kgの5人組メタボバンド「デブパレード」、タケ魔人をよみがえらせる歌を歌うイカルス渡辺が登場。同作は5日からサミット会場である北海道で先行上映され、なかなかの好評ぶりらしく、「初日の観客数は『スピード・レーサー』を抜きました」と河崎監督は大満足の様子。続けて、「朝日新聞の社会面に“G8風刺映画が封切り”という記事が出ました。芸能面でなく、社会面です。これからはわたしのことを“社会派監督”と呼んでください」と笑いを誘った。

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 イカルス渡辺の歌に合わせ、壇上のメンバーがゆるーい「ネチコマダンス」を踊り出すと、この日の主役・タケ魔人がよろけながら登場。不動明王をモチーフに、顔はビートたけしをイメージして作られたという。「当初はたけしさんに着ぐるみ姿で演じてもらう予定でしたが、試してみたら数分でギブアップ。もう還暦ですからねえ」と河崎監督。そのため、「ナハッナハッ」「なんだバカやろう」「冗談じゃないよ」など声での出演となった。

 この日、タケ魔人の中に入っていたのはビートたけしの物まねでおなじみのビトタケシ。約10kgの着ぐるみが重かったのか、蒸し暑さにやられたのか、イベント終了時にはほほが真っ赤に腫れ上がっていた。最後は全員でネチコマポーズを取りながら、「人類の愛をテーマにしたまじめな映画です。ぜひ観てください」とメッセージを送った。

映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』は41年ぶりにスクリーンに復活したギララが、サミット開催中の洞爺湖に出現し、大暴れする。全世界の武力を集結した地球防衛軍はギララを撃退できるのか?

映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』は7月26日より全国公開

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