ケイト・ハドソン、映画版『ナイン』へ参加
ケイト・ハドソンが、ブロードウェイ・ミュージカルを映画化する新作『ナイン』(原題)へ出演するとザ・ワインスタイン・カンパニーが正式に発表した。同作には、すでにダニエル・デイ=ルイス、ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン、ペネロペ・クルスの出演が決まっていて、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取る。映画は、フェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』をミュージカル演出するもので、デイ=ルイス演じる映画監督グイド・コンティーニと彼をめぐる女性たちとの愛憎の物語だ。ハドソンは若いアメリカ人のファッションジャーナリストのステファニー役を演じ、コティヤールはグイドの妻ルイーザ役を、クルスはグイドの愛人カルラ役を、キッドマンはグイドの創造力の源である映画女優のクラウディア役を、デンチはグイドの親友であり衣装デザイナーのリリー役を、ローレンはグイドの母親役を演じる。
子供の頃から歌と踊りを披露していたハドソンの歌唱力は『アバウト・アダム ~アダムにも秘密がある』で証明済み。グイド役に決まっていたハビエル・バルデムが降板してどうなることかと心配されていた本作だが、オスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスが代役を務め、豪華スターが共演するとあれば期待せずにはいられない。