ダニー・デヴィート、人気のヤングアダルト小説の映画版を監督
俳優だけでなく、監督・プロデューサーとしても才能を発揮しているダニー・デヴィートが、世界中で人気のヤングアダルト小説の映画版でメガホンを取るとハリウッド・レポーター紙が伝えた。映画化されるのはアヴィの「シャーロット・ドイルの告白」で、19世紀を舞台に、イギリスからアメリカへ帰る船上で殺人容疑をかけられた13歳の少女の運命を描いたスリリングなファミリー・アドベンチャーだ。主人公の少女には『つぐない』のシアーシャ・ローナンがふんし、モーガン・フリーマンとピアース・ブロスナンが共演する。ダニーは出演はしないが、脚本も手掛ける。撮影は9月から開始され、2009年の全米公開を予定している。
主役の少女を演じるシアーシャは、『つぐない』では小説家を夢見る末娘ブライオニー・タリスの13歳時を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされている。名前のシアーシャは珍しい名前だが、彼女が育ったアイルランドの言葉で「自由」という意味を持つそうだ。ピーター・ジャクソン監督の新作映画『ザ・ラヴリー・ボーンズ』(原題)では、殺害されたために天国から家族や友人たちを見守る14歳の主人公を演じる、今後注目の子役だ。