武道館で単独ライブを行ったイケメン、加藤和樹って誰だ?
映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』に出演している、若手注目の加藤和樹。身長181センチというモデル体型に、端正な顔立ちをした、まるで王子様のような加藤の素顔に迫ってみた。
加藤が本作で演じているのは、スポーツ紙のカメラマン。役柄はいつも外見から作りこんでいくという加藤は、今回も現場にいるオフィシャルカメラマンを見ながら、カメラの構え方をまねするところから役作りが始まったという。「でも実際は、全然カメラなんてわからないんですよ(笑)」と照れ笑いをしていた加藤だったが、役作りよりも彼を悩ませたのは、姿が見えないギララとの対決だった。「見えないものに対してのお芝居って難しいんです。ここにギララがいて、今火を吹きました! こっちに向かって歩いてきます! って言われて。それに合わせて、リアクションを作っていくんですけど……。やり過ぎか、足りないか、そういうさじ加減がとても難しかったですね」と撮影当時を振り返った。
『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』はもちろん、役者としても活躍している加藤だが、本業はオリコンチャートで2曲連続トップ10にランクインするなど、活躍しているアーティストである。今年の4月には、何と日本武道館で単独ライブも決行した。武道館といえば、多くのミュージシャンのあこがれの地。しかし加藤は至って冷静だ。23歳とは思えない、彼の落ち着きはいったいどこから来ているのだろう?
「実は芸能活動に行き詰ったときがあって、1年半休業していたことがあったんです。その間、普通にバイトとかしていたんですけど。その時期があったから、今は地に足を着けていられるのかもしれませんね」と語る加藤。休業中は、居酒屋などでアルバイトをしていたという加藤。あえて1年半、立ち止まり、自分を見つめ直す時期があったからこそ、今の落ち着きが出ているのだろう。
浮かれることもなく、音楽、役者という二足のわらじを器用にこなしている加藤だが、シネマトゥデイのイケメン調査隊コーナーでは、「恋愛は不器用」という意外な一面を見せてくれた。加藤いわく、人前でお化粧をする女性を見ると、一気にテンションが落ちるそうで、電車の中でついメークをしてしまう女子たちには、「王子様の前では化粧をするな!」ということをぜひ心に刻んでおいてもらいたい。
映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』は7月26日より新宿ピカデリーほかにて全国公開