『タイタニック』を超えるかも?新バットマンがついに日本に上陸!
28日、東京国際フォーラムにて映画『ダークナイト』のジャパン・プレミアが開催され、主演のクリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、そして監督のクリストファー・ノーランらが顔をそろえた。
アメリカではすでに大ヒットしていることについて、主演のクリスチャンは「興行面での成功を度外視しても、この映画を非常に誇りに思っています。ただわたしも人間ですから、いい批評をもらったり、たくさんの人がこの映画を観てくれるのは、とてもうれしいものです。わたしがこれまでに出た映画は、わたし自身は気に入っていても、たった5人くらいしか観てくれない、といった映画がほとんどでしたから(笑)」と自虐ネタもはさみつつ、感謝の気持ちを表した。また、「ヒースの才能あふれる演技が、人々に賞賛されているのも、とてもうれしく思う」と2008年1月に急死したジョーカー役の俳優、故ヒース・レジャーをたたえることも忘れなかった。
ヒースの急死に、ギャラ交渉決裂が原因とうわさされる、トム・クルーズの妻ケイティ・ホームズからマギーへのヒロイン交代劇。アメリカ公開直後に、クリスチャンが母と姉への暴行疑惑で逮捕されるなど、呪われているのかと思えるほど、トラブルも多かった本作だが、興行収入、観客の評価という映画の本領部分で、大勝利を収めた。興行収入、アカデミー賞の受賞数とともに、あの『タイタニック』超えとなるかどうか期待が高まる。
7月18日にアメリカ公開を迎えた本作は、映画『スパイダーマン3』が持つこれまでのオープニング記録を塗り替え、史上最速となる10日間で興行収入3億ドル(約300億円)を突破。『タイタニック』が持つ全米興行収入歴代1位の記録、6億ドル(約600億円)超えも現実的になってきている。
映画『ダークナイト』は8月9日より全国公開