南沢奈央、18歳…鼻血出しながら演じた驚異的アクセスのケータイ小説の映画版『赤い糸』
26日、話題のケータイ小説を映画化した映画『赤い糸』の撮影報告会見がフジテレビ湾岸スタジオで行われ、プロデューサーの種田義彦、関谷正征、森安彩、主演の南沢奈央、溝端淳平、木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、鈴木かすみ、田島亮、岩田さゆり、そして矢崎広が登場した。
原作のケータイ小説「赤い糸」は、2006年7月下旬に登場して以来アクセス数を伸ばし続け、8月22日現在で累計3,600万の驚異的なページビューを突破した。映画は7月中旬からクランクインし、9月上旬にはクランプアップの予定という真夏の撮影だ。芽衣役の南沢は18歳。この日、若さでピカピカの制服で登場し「もともと汗をかかない体質なので、体内に熱がたまるらしく、鼻血を何度も出しちゃいました。でも、夏の暑さに強くなったと思う」と流血しながらも前向きに撮影に臨んだことを明かした。
敦史役の溝端は、猛暑対策で水をがぶ飲みしながら撮影に挑んだせいか「ずっと下痢が続いて、3kgもやせてしまった」と当時を振り返った。地方撮影では、神谷役の田島と一緒に病院で2時間点滴を受けたことがあったそうだが、担当した看護師は溝端のことをほかの俳優と勘違い。苦笑いしながらサインに応じてあげたという、涙ぐましいエピソードを明かしてくれた。
『赤い糸』は、主人公の芽衣(南沢)が10年来の初恋に破れたとき、敦史(溝端)との運命的な出会いを果たすものの、二人の壮絶な過去に加え、悲劇が次々と降りかかる激しくもピュアなラブストーリー。映画とテレビドラマを同時に、同じキャストとスタッフで映像化する史上初の試み。ドラマでは放映されないエピソードがスクリーンの中に登場し、映画のラストシーンに続く物語がドラマで見られる。
映画『赤い糸』は12月、全国公開予定