ジュード・ロウ、アフガニスタンの平和を訴える
ジュード・ロウが、戦闘が続くアフガニスタンで5人の子どもが殺された事件を機に、アフガニスタンへ出向き平和を訴えた。アフガニスタンでは、外国の軍やNATO、国連の軍と武装勢力との戦闘が続いており、最近では、その戦いに巻き込まれて合計5人の子どもが死亡した。
これを知ったジュードはアフガニスタンに飛び、首都カブールで記者会見を開催。現地で活動する武装勢力や外国の軍隊、アフガン政府に対し、平和に向けて一刻も早く武器を捨てるよう求めた。9月21日は国連の国際平和デーだが、ジュードはこの日に、地球上のすべての戦闘において停戦をすべきと語り、「この日をぜひ成功させてほしい。今は、以前よりも平和のために大きなものが求められているんだ」と語った。ジュードは、平和活動団体「ピース・ワン・デー」のキャンペーンとしてドキュメンタリー映画『ザ・デイ・アフター・ピース』(原題)に出演し、昨年はアフガニスタンで撮影を行っている。この映画には国連難民高等弁務官事務所の親善大使であるアンジェリーナ・ジョリーも出演した。今回の訪問では、ジュードはアフガニスタンのハミッド・カルザイ大統領と面会したほか、NATOと国連の要人たち、援助団体のメンバーらと会って話をし、平和実現を訴えた。