『ポニョ』主題歌でブレイクの藤岡藤巻、大橋のぞみちゃんに冷たくあしらわれショック!?
15日、日比谷スカラ座で映画『崖の上のポニョ』大ヒット御礼舞台あいさつが行なわれ、主題歌を担当した藤岡藤巻と大橋のぞみ、もう一つの主題歌「海のおかあさん」を歌うオペラ歌手の林正子、そして鈴木敏夫プロデューサーが登壇した。
8月5日に日本武道館で行なわれた「久石譲 in 武道館」のコンサートでも主題歌を披露したのぞみは「あんなに大きな舞台に立たせてもらって、すごくうれしかった。緊張したけど、何とか歌えました」とかわいらしくコメント。次に藤岡が、のぞみちゃんの口調をまねして、「僕もあんなに大きな舞台に立たせてもらって……」とはにかみながら話すと、のぞみちゃんは「何ふざけてんの!」とばかりに、藤岡をたしなめるしぐさをするなど、いつの間にか藤岡とのぞみちゃんの間にはボケとツッコミの関係が出来上がっている様子。
藤巻によると、のぞみちゃんは昨年のレコーディングのときより10cm近く身長が伸びたそう。頼もしい成長ぶりに藤岡が「将来は僕たちを結婚式に呼んでくれるんだよね」と話しかけると、のぞみちゃんは「そんなの約束してないよ」と絶妙の切り返しをみせて、藤岡をタジタジにさせていた。
鈴木プロデューサーは、一度聴いたら誰でも思わず口ずさんでしまう素晴らしい主題歌の誕生秘話を披露した。「宮崎駿監督と僕が久石さんに、『子供が大きな声を出して歌える歌を作ってください』と注文を出したんです。これは『となりのトトロ』のときとまったく同じお願いで、デジャブみたいな感覚になった」という。すると、久石はその場でポニョのサビの部分のメロディーがふっと浮かび、忘れないように慌ててトイレに行ってそのメロディーを譜面にしてメモを取ったのだそうだ。
映画『崖の上のポニョ』は全国東宝系にて全国公開中