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第33回トロント国際映画祭閉幕 今年の最優秀作品は『スラムドッグ・ミリオネア』

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ダニー・ボイルと出演者の2人
ダニー・ボイルと出演者の2人 - Alexandra Wyman / wireimage.com

 第33回トロント国際映画祭が閉幕し、最優秀作品賞にあたるピープルズ・チョイス賞が発表された。ピープルズ・チョイス賞は、その名の通り映画祭の観客の投票によって決定され、今年はダニー・ボイル監督の映画『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)が選ばれた。ストーリーは、ムンバイのスラムで生きる貧しい男の子がインド版「クイズ・ミリオネア」に出演し、賞金を獲得するというもの。

 ダニー監督は、当初は出演者全員をボリウッド俳優でと望んでいたが、どのインド人俳優もスラムで暮らす負け犬のような弱さを持っているように見えなかったため、イギリス生まれのデヴ・パテルを起用したという。「ボリウッドでブレイクするにはジムで毎日6時間以上、体を鍛えないといけない。でも僕は平均的なルックスの男の子を捜していたんだ」とダニー監督は語った。次はこの作品がアカデミー賞のノミネートを勝ち取れるかが注目されるところだ。

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