石橋凌もびっくり?報道陣の中に小学生のカメラマンが!実は…!
20日、シネマート六本木にて、映画『幸福 Shiawase』の初日舞台あいさつが行われ、主演の石橋凌、桜井明美、橘実里、そして小林政広監督が登壇した。日本のみにとどまらず、ハリウッドやフランスなど国内外で活躍する石橋が登場すると、男性客から「凌さん!」と掛け声が。同性から支持を受けるのも納得するほど、この日の石橋は貫録たっぷりでシブい男の魅力を放っていた。
石橋は以前から小林監督のファンで、本作のオファーも二つ返事で引き受けたという。「監督は毎回自分でオリジナルの脚本を書いて、35ミリフィルムで撮るというこだわりを持っていらっしゃるんです。世界的にも非常に評価の高い、数少ない監督のお一人だと思います」と語り、そんなポリシーを持つ小林監督のことも、作品も好きだと絶賛した。しかし一方で、本作の撮影が終了してもなかなか公開が決まらず不安になっていたそうで、3年目にしてようやくこうして日の目を見たことに安堵(あんど)していた。作品のタイトルにちなんで、「幸せです」という言葉をスピーチの中で何度も繰り返していた。
最後のフォトセッションでは、なぜかカメラマンの中に小学生くらいの男の子が混じっており、実は監督の息子さんであることが判明。小さな体で一生懸命カメラを構えている姿に、キャストのみならず、マスコミ陣も笑顔に。ほのぼのとしたムードが漂う中、舞台あいさつが終了した。
『幸福 Shiawase』は、イラク人質事件を題材にした映画『バッシング』で、2005年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選ばれた経歴を持つ小林監督によるラブストーリー。北海道・勇払を舞台に、不器用な大人たちの幸せ探しを温かい視点でユーモラスに描く。
映画『幸福 Shiawase』はシネマート六本木にて公開中