進藤学の突然のアドリブ「こけし!」に、ついて行けない南圭介と八神蓮
28日、映画『トリコン!!! リターンズ triple complex RETURNS』の完成披露試写会が、科学技術館サイエンスホールで開かれ、主演の進藤学、南圭介、八神蓮、そしてプロデューサーの八木欣也が舞台あいさつを行った。試写会場は若い女性で埋め尽くされ、進藤らが登壇するやいなや黄色い声援が上がった。
『トリコン!!! リターンズ triple complex RETURNS』
シリーズ第2弾の本作は、3人のアドリブシーンの多さが見どころ。リーダーのエース役・進藤は「相手がこの二人なので、僕が突然、どんなアドリブを言ってもうまく返してくれると信頼できました。例えば、いきなり『こけし!』なんて言っても、ついてきてくれると思います」とチームワークの良さをアピールすると、「いやぁ、『こけし』は無理だろう。『何でやねん』としか言えない」と南のとぼけた返答に会場は爆笑した。
「撮影中、お互いにこれだけはやめてほしいということはありましたか?」とMCから尋ねられると、進藤と八神は声をそろえて「圭ちゃん(南)の半目ですね」とキッパリ。ロケの合間にウトウトするとき、南は必ず目が半目で口を全開にして眠っていたという。「自然と開いちゃうんですよ。それで、誰かから『起きてる?』と聞かれると、無意識に『はい』って答えてるらしいです」と自らの奇妙な習性を暴露した。
ロケは雨や強風の日が多かったそうで、ヘアスタイルを維持するのに苦労したという。「僕の髪、サラリーマンみたいになっちゃってるシーンがあります」と進藤。一方、八神は「僕の場合、右側は絶対に風になびかず、左側だけビュンビュンなびいて、(ちびまる子ちゃんに出てくる)花輪君スタイルでした」とコメント。しかし、雨や風は映画の出来にいい影響を与えたようで、「空の色はどんよりとしたグレー色。でもそのアンニュイな感じがいい雰囲気なんですよ」と八神。また、「シリーズ1作目に比べ、事件性が高く、アクションも迫力が増しています。確実にパート1を超えました!」と自信満々に話す進藤。ファンの間では早くも「パート3を!」という期待の声が上がっていた。
本作は、同じ孤児院育ちのイケメン3人(進藤、南、八神)が売れない探偵事務所を開設し、難事件を解決していくシリーズ第2弾。旧友ユージ(小西遼生)の失踪(しっそう)をきっかけに次々と謎の事件が勃発する。
映画『トリコン!!! リターンズ triple complex RETURNS』は10月11日より渋谷シアターTSUTAYAにて公開