デヴィッド・クローネンバーグ、デンゼル・ワシントン主演のスパイ映画を監督か?
ホラー映画の鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が、デンゼル・ワシントンの主演が決まっているスパイ映画でメガホンを取るかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、クローネンバーグ監督が新作映画『ザ・マタレーズ・サークル』(原題)の監督として交渉中だそうだ。この作品は、映画『ボーン・アイデンティティー』の原作者として知られるロバート・ラドラムのベストセラー小説「マタレーズ暗殺集団」を映画化するもので、アメリカとロシアのトップスパイが謎の暗殺組織マタレーズに立ち向かうために手を組む痛快なスパイ・スリラーだ。主演にはすでにデンゼルが決まっていて、脚本は映画『ウォンテッド』のマイケル・ブラントとデレク・ハースが手掛ける。クローネンバーグ監督がアクション盛りだくさんのスパイ・スリラー映画のメガホンを取るとなるとかなり異色だが、初期作品の映画『クローネンバーグのファイヤーボール』以来のアクション映画の監督となりファンも楽しみではないだろうか。