マドンナ、離婚協議は夫への財産分与60億円であっさり決着?
共同資産が5億2,500万ドル(約520億円)と言われているマドンナとガイ・リッチーの離婚は財産分与で泥沼の争いになると思われたが、ガイがマドンナの提示額に合意してあっさり決着がついたとイギリスのザ・サン紙が報じた。
財産に関する婚前契約を結んでいなかったため、法律上は共同資産の50%を要求する権利がガイにはあったが、時価1,200万ドル(約12億円)の持ち家とロンドンにあるパブ、現金6千万ドル(約60億円)で納得したらしい。「ガイは断固たる態度をとろうと考えたときもあったようだが、長期間にわたる金銭の争いは避けたいと判断した」とザ・サン紙は述べている。
3人の子どもたちの親権については今後話し合いがもたれるが、これについては双方が妥協し合うものと予想される。とりあえずマドンナは財産の大半とロサンゼルス、ニューヨークにある家を失わずに済んだようだ。
しかし、ニューヨークタイムズ紙のコラムによると、マドンナの弁護士団は、ガイ・リッチーの悪口雑言の数々がどれだけ彼女を精神的に傷つけたか(よって子どもたちにもどんな悪影響を与えたか……)、という角度から攻め込んでいく構えであると報じており、いつどこで誰がどんなにひどいことを言ったか……という一番醜いパターンの争いになるのではという見方もある。