イザイア・ワシントン、ブルック・スミスをクビにした「グレイズ・アナトミー」を非難
ゲイに対する差別用語の使用などが問題となり、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」を降板させられたイザイア・ワシントンが、久しぶりに番組を非難するコメントをだした。
今回は自分のことではなく、先日「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の降板を言い渡されたブルック・スミスに代わっての発言のよう。イザイアは映画『羊たちの沈黙』でブルックを見て以来、才能がある、お気に入りの女優の一人だったと述べ、今回の彼女に対する番組の態度は「最低」とコメント。「彼女がこんな扱いを受けるなんて不思議で仕方がない。母親であり、素晴らしい女優をホリデーシーズンを前に、正当な理由もなくクビにするなんて」と憤慨している。
イザイアが怒っているのはクリエーターのションダ・ライムズではなく、レズビアンのストーリーによって番組の方向性がずれていくことに不安を感じたプロデューサーだという。ションダが、ブルックをクビにしなければならなかったことを気の毒に思っているようだ。自身がクビになったときは激怒していたイザイアだが、今回の件からわかるように、番組は観ているらしい。再出演のオファーがあったら? とWENNに聞かれた彼は「もちろん出演するよ」と答えている。