スピルバーグとウィル・スミスによる『オールドボーイ』はリメイクではなく漫画を原作に映画化!
今月初め、スティーヴン・スピルバーグ監督とウィル・スミスによって韓国映画『オールドボーイ』がリメイクされるというニュースが報じられ、スピルバーグ監督とオリジナル版との作風の違いから驚きの声が挙がっていたが、新たな情報が明らかになった。ウィルがFilm School Rejectsに語ったところによると、映画は韓国映画のリメイクではなく、土屋ガロンと嶺岸信明による漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を基にハリウッド映画化するそうだ。「『オールドボーイ』に関しては、今いろいろ考えているところなんだ。おれたちは、映画ではなくオリジナルソースを基にしようとしている。原作の漫画「オールドボーイ」を基にして最初の(韓国)映画は製作されたんだ」とパク・チャヌク監督の映画をリメイクしようとしているのではないとウィルが答えた。
本リメイク企画に関しては、情報が錯綜(さくそう)していて、ドリームワークスが現在リメイク権を持つマンデート・ピクチャーズから権利を獲得しようとしていて、リメイク版にもマンデイト・ピクチャーズがかかわるという条件で権利を取得できるのではと伝えられている。また、原作の漫画を再解釈する脚本を執筆するために映画『アイ・アム・レジェンド』のマーク・プロトセヴィッチが脚本家として契約しようとしているそうだ。原作の漫画と映画版の違いは、舞台や監禁された日数の違いのほかに、主人公が犯人に監禁された理由が異なり、スピルバーグとウィルの場合は、どのような理由で主人公が長期間にわたって監禁されるストーリーになるのか楽しみである。