市原隼人ベストドレッサー賞受賞!「好きな相手を感じ取りたい」とコメント!
27日、グランドプリンスホテル赤坂にて第37回ベストドレッサー賞授賞式が行われ、俳優の市原隼人と水谷豊、女優の上戸彩、漫画家の井上雄彦らが登壇した。
ファッション意識の向上を目指し発表されるこの賞は、「時代性・話題性を持ちながらも流されない主張と人間的魅力のある人」を基準に選考される。「心から信頼しているスタイリストさんと選びました」という、シックな色使いながらも変わったデザインのスーツで登場した市原は、「(今回に)輪をかけて、さらに役者として精進したい」と抱負を述べ、女性のファッションについても「『こうした方がいい』とかは言わない。自分が相手を決めつけるんじゃなく、相手のことを感じ取りたいんです」と身ぶり手ぶりを交えながら熱く語り、「(受賞は)最高っス!」とトロフィーを掲げた。
続けて柔らかな黄色のヴェルサーチのドレスに身を包み、まるで女神のようなヘアスタイルとアクセサリー使いで登場した美しい上戸の姿には、多くのフラッシュがたかれ、観客もため息。「2つドレスを用意してくださり、今のわたしに合うと思うものを選びました。大人ぶらずに……足を見せたら、若く見えるかなと思って」とくるりと一回転して見せ、「本当に光栄です。ずっとオシャレだなと言われる人でいたい」と感動の言葉を並べた。
芸術・文化部門での受賞となった井上は「飾るのは自分らしくない」とセンスが感じられるジーンズスタイルで登場。司会の徳光和夫から突然「スラムダンクの映画化をお考えとか?」と聞かれ「いや考えてません」と即答した。最後に水谷が「まさに水谷イヤーでしたね」という徳光の言葉に「毎年同じようにやってきただけ。降って湧いたような一年でした。(この賞を)変に意識して変なものを着ないようにしたい。(この状況も)精いっぱいです……」と居心地の悪そうな笑顔を見せ、会場は笑いに包まれた。