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女優・坂井真紀、初の本格的ベッドシーンをはにかみながら語る!

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自然体な受け答えがとっても魅力的な坂井真紀
自然体な受け答えがとっても魅力的な坂井真紀

 熊切和嘉監督の最新映画『ノン子36歳(家事手伝い)』で、ダメダメな三十路(みそじ)女を演じた坂井真紀。初の本格的なラブシーンや、ノン子というヒロインについての思いを魅力あふれる自然体で語ってくれた。

映画『ノン子36歳(家事手伝い)』

 「熊切さん(監督)の作品が大好きです。熊切さんが描き出すラブシーンはとてもドキドキします。食欲や睡眠欲と同じように性欲も人間の本能ですよね? 映画では、食べるシーンではちゃんと食べているのに、性欲の部分だけは見せず……そういう、うそをつきたくないなとも思いまして」と明るくほほ笑む。

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 逆に「どうでしたか? 不自然じゃなかったですか?」と切り返したり、「自然の流れの中で、ああいうシーンが撮れていたらいいなぁ……と思いました。本当に本格的なベッドシーンは初めてだったのですが、女優としていつかちゃんとやり遂げたいなと思っていました」とはにかんだりする姿もまたかわいらしい。

 鶴見辰吾さん演じる元夫をグーで殴るシーンについては「気持ち良かったです。プライベートでは、男性をグーで殴ったことはないのでスカッとしました。この映画の登場人物は、みんな欠けている部分がありますが、そこが魅力でもあり、わたしもそういう人に惹(ひ)かれる傾向があるような気がします」と笑う。

 もし仮に自分がノン子のような立場になったらと聞くと「そうですね……、あの風景の中で暮らしていたら、やっぱり本当に何も考えないかもしれないですね。居心地は悪いのだけれども、そこにやはりおぼれてしまいそうな感じはします。年齢的にも微妙ですし。でも、楽と楽しいには本当に大きな違いがあるので、きっと楽しくないですよね」と深い発言をしてくれた。

 寒空の下、黒のタンクトップで元気に姿を現した坂井。その発言はポジティブで機知に富み、少なくともこの映画の主人公のノン子とは全然違うタイプに見えた。たとえ演じる役が自分とはまったく違っていても、いつの間にかスクリーンの中ではその女性に成り切っている。そんな変幻自在な女優が見せる突き抜けた演技は感嘆に値する。

映画『ノン子36歳(家事手伝い)』は12月20日より銀座シネパトスほかにて全国公開

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