メリル・ストリープが12年ぶりの来日決定!大ヒット映画『マンマ・ミーア!』で!
ミュージカル映画史上、世界ナンバーワンの興行収入を記録更新中の映画『マンマ・ミーア!』で、主演のメリル・ストリープが12年ぶりに来日することがわかった。
メリルといえば、映画『ディア・ハンター』『クレイマー、クレイマー』『マディソン群の橋』など名作と呼ぶにふさわしい作品に出演してきた、往年の大女優。最近では映画『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイをいたぶる(?)編集長のミランダ・プリーストリーを楽しげに演じたかと思えば、映画『大いなる陰謀』で知的なジャニーン・ロス記者を演じ、いまだ衰えを知らない演技力を存分に見せ付けた。
そんなメリルの最新作にして大ヒット作が、ABBAのヒットナンバーにのせて娘と母のきずなを描いた、同名ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『マンマ・ミーア!』だ。共演は元ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンで、イギリスでは映画『タイタニック』を抜いて、歴代興行収入記録1位となっている。アメリカでも同時公開の映画『ダークナイト』に対して健闘を見せ、まずまずの成績を残している。
メリルの来日は、なんとレオナルド・ディカプリオ共演の映画『マイ・ルーム』以来、12年ぶりとなる。今回が初のミュージカル作品参加であり、吹き替えなしで「マンマ・ミーア!」「ダンシング・クイーン」「マネー、マネー、マネー」などABBAの名曲の数々を見事に歌い上げている。第66回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディー部門では最優秀主演女優賞にノミネートされるなど、59歳にして新境地を開拓。12年ぶりとなる来日でメリルはどんなことを語ってくれるのか? 機嫌が良ければ美声を披露してくれるかも? 来日が楽しみだ。
映画『マンマ・ミーア!』は2009年1月30日より日劇1ほかにて全国公開