中村勘太郎、禁欲生活は少しだけ…普段は業まみれと内田有紀がツッコミ!
17日、浜離宮朝日ホールにて映画『禅 ZEN』の舞台あいさつが行われ、主演の中村勘太郎、内田有紀、高橋恵子そして監督の高橋伴明が登壇した。
今回、中村は道元禅師を演じるにあたり、禁欲生活を行っていたと思いきや「この格好をしていたので、さすがにお酒は飲まなかったですね。でも、タバコはダメだとは聞いていなかったから……。しかも、お寺でタバコが売られていましたし……」と本音をポロリ。ヒロインの内田からも「勘太郎君は普段は業(ごう)まみれなんです」とツッコまれていた。
道元禅師の母親を演じた高橋監督の妻である高橋は「実年齢も実際もおばあちゃんなので、母親をやっていいのかと迷いました」と話すものの、美しさはまだまだ衰えておらず、「結婚して26年が経ちましたが、今回の作品は一味も二味も違います」とアピール。司会者から「素敵な奥さまですね」と言われた高橋監督は「おかげさまで」と答え、仲むつまじい姿を披露していた。
『禅 ZEN』は、ただひたすら座る“只管打坐(しかんたざ)”の精神を貫いた道元禅師の人生を描く歴史ロマン。キャストたちは実際に禅の修業を体験して撮影に臨むなど、徹底した役作りの成果をいかんなく発揮している。
映画『禅 ZEN』は2009年1月10日より角川シネマ新宿ほかにて全国公開