『プラネット・テラー』で主役を務めたフレディ・ロドリゲスにインタビュー!
映画『プラネット・テラー in グラインドハウス』に主演したフレディ・ロドリゲスが、新作映画『ナッシング・ライク・ザ・ホリデーズ』(原題)について語ってくれた。本作は、シカゴにあるハンボルト公園の近郊に住む、プエルトリコ人の家族の再会をコミカルに描いたファミリー・ドラマ。
スパニッシュ系俳優たちばかりの本作について「やりやすかった! 全員が同じ感覚を持ち合わせている感じだからね。僕は出演だけじゃなく、プロデュースもしているから、意識的に皆が仲良くやれるようなキャスティングをしたんだ。その素晴らしい友情関係は、映画内でも十分見ることができるね! 特にジョン・レグイザモは、脚本を書いている時点で、キャスティングしようと思っていた人物だし。これまで彼がやってきた役とはまったく違うキャラクターなのも注目だよ!」と話してくれた。
フレディは兵役を終えて帰宅する息子を演じているのだが、実際に戦争体験者から話を聞いたのだろうか? 「数人の兵士には会ったけど、ほとんどは書物から得たものと、ドキュメンタリーで得たものがベースさ。それに僕自身も、もっと掘り下げて調べてみたかったんだ。その中で発見したのは、兵士たちのほとんどが外傷性のシンドロームを患っているということだったんだ。とても若い兵士たちがね……」とのこと。
元のタイトルは「ハンボルト・パーク」だったが、シカゴ出身じゃないと分からない地名とホリデー・シーズンにふさわしくないタイトルとのことで変更を余儀なくされたそうだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)