ミステリアスな18歳、本郷奏多の素顔って？恋は意外と…
映画『GOTH』『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』など話題作に引っ張りだこの本郷奏多に、仕事のことや気になるプライベートについて話を聞いた。ナイーブで繊細（せんさい）な役柄を演じることが多い本郷だが、本人は一体どんな性格なのだろうか？
映画『HINOKIO ヒノキオ』でデビューして依頼、映画『NANA2』『テニスの王子様』のほか、ハリウッド映画『シルク』に出演するなどし、人気急上昇中の本郷。最新主演映画『GOTH』について聞くと「実は普段はあまり本を読まないんです。でも、乙一さんの「GOTH」は読んでいたんです。」と瞳を輝かせ、大好きな作品に主演できたことを光栄に思っていると教えてくれた。
本郷が演じた樹（いつき）という役は、死体や猟奇殺人などに異様な興味を持つ高校生の役だ。「撮影前にそういうゴシック趣味を持つ方にお会いして、話を聞いたのですが、なかなか理解できなくて……」と役作りに苦労したことを明かした。しかし、役に誠心誠意ぶつかっていく本郷が、「とにかく、ミステリアスに演じることにしました」という主人公は、どこか怪しげな雰囲気をかもし出し、作品の世界観を十分に表現していた。
劇中ではミステリアスな少年だが、本人はというと……。現時18歳ということで、気になるのはやはり恋愛話だ。恋愛について聞くと、「小さくて、かわいい人が好みです。告白は、されるのを待つ方。でもあまり長くは待てないかも。あと理想のデートは水族館に行くことかな」など、照れくさそうにしながらも隠さずに話してくれた。告白されるのは待つが、長くは待てないという何ともほほ笑ましいエピソードを語った本郷は、何事にも素直で一生懸命に取り組むタイプのようだ。そんな本郷がどんな役者に成長していくのか、今後の活躍に注目したい。
映画『GOTH』は12月20日より渋谷シアターTSUTAYAほかにて全国公開