『ダークナイト』中国で上映中止に!理由は香港のマフィア?流出写真のエディソン・チャン?
今年の大ヒット作映画『ダークナイト』の中国での上映をとりやめることを配給元のワーナー・ブラザースが発表したとE!ONLINEが報じた。ワーナー・ブラザースはその理由について「文化的な考え方の相違」と公表し、具体的な理由については明かしていない。
思いあたるのは『ダークナイト』は劇中で香港のマフィアがかなりダークなイメージで描かれているということだろうか。また、ほんの短い時間ではあるが、本作にはエディソン・チャンが出演している。エディソンの売れっ子女優や各界のお嬢様たちとの情事の動画や写真が流出した事件は記憶に新しい。その相手の中には、中国の大物政治家のご令嬢なども含まれていたといわれている。そのためエディソンは中国・香港映画界から追放された状態になっている。そんなエディソンが出演する映画は上映できないと大物政治家が圧力をかけたという説もある。
中国では過去に映画『SAYURI』が上映中止になったことがある。チャン・ツィイーとコン・リーという中国人女優が日本人の芸者を演じていることが、中国人の観客に、1930年代に旧日本軍が行った非道行為や慰安婦問題を思い起こさせ、社会的にマイナスの反応を与える、と判断されたようだ。また中国では同性愛を描いた映画『ブロークバック・マウンテン』も上映禁止となっている。
しかし、中国では相当数の『ダークナイト』のDVDの海賊版が出回っており、上映中止によって悲しむファンがあまりいないというのは、ゆゆしき事態である。