間違いだらけの映画ナンバーワンに『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
2008年の世界興行収入が1位に輝いた映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が、不名誉なナンバーワンにも選ばれてしまった。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は、2008年に公開された映画の中で、間違いが最も多い作品だったという。これは、ミステイクス・ドットコムが毎年発表しているリストで、時間の流れやシーンに間違いがあった回数などをカウントして順位を決めているもの。『インディ・ジョーンズ』シリーズの4作目は64か所に間違いがあったという。
例えば、1957年の設定にもかかわらず、映画に出てきた地図には、1973年までは“イギリス領ホンジュラス”と呼ばれていた国の名前が現在の“ベリーズ”と書かれていたり、インディが乗っていたハーレー・ダビッドソンが2000年以降のモデルだったことなどが挙げられている。また、同じ頭がい骨が2回水の中に落ちたり、ロシア人俳優ががけを降りているシーンでは明らかにケーブルが見えてしまっているとのこと。
2位はメリル・ストリープ主演で、世界興行成績が3位だった映画『マンマ・ミーア!』で、間違いは44か所。第3位は世界興行成績が2位の映画『ダークナイト』で43か所だった。