『20世紀少年』1日で8,000万円イベント!太陽の塔炎上!浦沢直樹も「もう泣きそう…」
19日、大阪・万博記念公園にて映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』完成披露イベントが行われ、豊川悦司、常盤貴子、平愛梨、香川照之、木南晴夏、堤幸彦監督、原作者の浦沢直樹、そして企画・脚本の長崎尚志が登壇した。
今回のイベントは、万博記念公園を象徴するモニュメントの岡本太郎氏作“太陽の搭”が変身してしまうというもの。このイベントにかけられた予算は何と8,000万円で、国内最大級のイベント費用額をたたき出した。1000人の選ばれし観客が見守る中、暗闇に包まれた搭の前に豊川、常盤をはじめゲストが登壇すると会場のボルテージはMAXに。この役を演じられなかったら役者を辞めるつもりでいたというカンナ役の平は「今日を本当にうれしく思います!」と感極まり声を震わせた。
最新巨大映像投影機器・PIGIが5台設置され、搭にカウントダウンの文字が投影されると落雷が! そして燃えさかる搭に“ともだち”が浮かび上がり、観客の歓声が響き渡ると同時に、75発もの花火が上がる! ……という盛大なイベントに、キャスト陣も大興奮。豊川は「会場の皆さんと一緒に見せてもらった冬の花火をずっと忘れません!」と笑顔。常盤も「まるでサーカスみたい!」と声を弾ませた。中でも「もう泣きそうです」という浦沢の感動は並外れていたようで「そもそもこの漫画を書いたのは自分が万博に行けなかったからなんです。今日初めてこの搭を見て、それでこのイベントですよ! ほんと感動して、もう一本漫画が書けそうです!」と叫ぶと、観客は新たなる漫画誕生の予感に大絶叫だった。
『20世紀少年<第2章> 最後の希望』は、前作をはるかに超えるスケールで描いたシリーズ第2部。世界の救世主として君臨する“ともだち”を阻止するため、オッチョ(豊川)は脱獄、メンバーそれぞれも戦いのときを待ち続けていた。
映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』は1月31日より全国東宝系にて全国公開