セス・ローゲン、映画版『グリーン・ホーネット』の企画は死んでない!
サンダンス映画祭開催中に流れた映画版『グリーン・ホーネット』の製作中止のうわさに対して、ついに映画版の主演、製作、脚本を手掛けるセス・ローゲンが口を開いた。製作中止のうわさを流したアメリカの映画サイトHitFixに対してセスが語ったところによると、数週間のうちに、降板したチャウ・シンチーに代わる新しい監督を雇うことができるだろうとのこと。「映画版『グリーン・ホーネット』のためにたくさんの人々が働いています。プロダクション・デザイナーや衣装デザイナーたち、そして多くのコンセプト・アーティスト、職員たちが。スタジオの幹部たちは、映画版『グリーン・ホーネット』を製作しようという意思があります」と語った。
同サイトによると、製作中止の記事を書いたときはいくつかの情報源を確認して報じたそうだが、唯一話していなかったのがセスだったそうだ。また、セスの発言を裏付けるかのように、映画サイトAin't It Cool Newsも映画版『グリーン・ホーネット』の企画は進行中で、降板したチャウ・シンチーも引き続き作品にかかわっていくと伝えた。チャウ・シンチーの降板に関しては、製作上の意見の相違を理由に監督を降板したことが伝えられたが、監督のほかに演じる予定だった助手のカトー役も降板したかどうかは正式に発表されていなかった。Ain't It Cool Newsは、チャウ・シンチーがカトー役として作品にかかわるかどうか明らかにしていないが、子どものころからブルース・リーの大ファンのチャウ・シンチーは、ブルース・リーが演じたカトーを演じたいのではないだろうか。
映画版『グリーン・ホーネット』は、1960年代の人気TVシリーズを映画化するもので、セスが緑のマスクで悪と戦うヒーローのグリーン・ホーネット役を演じる。全米公開は2010年6月25日を予定していて、セスは予定されている公開日には間に合うだろうと発言している。