辛酸なめ子、等身大リアルドールと対面し乳首を絶賛!?
31日、渋谷シネクイントで映画『ラースと、その彼女』の大ヒットロングラン記念トークイベントが行われ、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子と、フィギュアクリエーターのデハラユキノリが出席した。
同作は極端にシャイな主人公ラースが、等身大のリアルドール“ビアンカ”に真剣に恋する姿を描いた作品で、昨年のアカデミー賞でオリジナル脚本賞にもノミネートされた秀作だ。「リアルドールを扱った映画ということで、観る前はエロ系かと思ったら、意外にも感動ドラマだった」と作品の良さをアピールした辛酸だったが、トークが進むうち「主人公が27歳というのが驚き」「なんでラースみたいな男に、周りにいる女性が恋愛感情を抱くのか疑問」「わたしなら(ラースみたいな男とは)付き合えない」と独自の視点でツッコミを入れながら、ダメ出しする一幕もあった。
また、映画に登場するリアルドール“ビアンカ”の実物がスペシャルゲストとして登場すると、「人形は劣化しないからなぁ……人形には勝てない」ともらしながら、「さっきこっそり見たんですけど、乳首もリアルでした」と主人公ラースが惚れこむのも無理はない完成度の高さに驚いていた。
『ラースと、その彼女』は小さな田舎町を舞台に、等身大のリアルドールを真剣に愛する純朴な青年ラースと、そんな彼を何とか温かく受け入れようとする町の人々が織りなすドラマを描いたハートウォーミングな作品。昨年12月の公開以来、口コミでスマッシュヒットを記録している。
映画『ラースと、その彼女』は渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか大ヒット公開中