ミッキー・ローク、ウォルター・ヒル監督と再びコンビを組んで殺し屋を演じる
落ち目の中年プロレスラーを演じた映画『レスラー』で、今年のアカデミー賞主演男優賞最有力候補といわれているミッキー・ロークが、新作映画で殺し屋を演じることが決まった。ハリウッド・レポーター紙が、ミッキーがオキュパント・フィルムズとシークレット・ハンドシェイク・エンターテイメントによる新作映画『セント・ヴィンセント』(原題)へ出演すると伝えた。映画でミッキーが演じるのは、失敗した殺しを遂行するためにニューヨークへ戻った殺し屋で、司祭になりすました彼は殺しのターゲットの懺悔を知ることになるアクション・スリラーだ。ウォルター・ヒル監督がメガホンを取り、脚本はキャメロン・ヤングが手掛ける。撮影は今年末から開始される予定だ。
監督のウォルターとミッキーは、1989年の映画『ジョニー・ハンサム』でコンビを組んだ仲だ。当時、セックスシンボルとしてもてはやされたミッキーが、特殊メークで醜い顔の主人公を演じ話題に。『ジョニー・ハンサム』の主人公のキャスティングは当初アル・パチーノが候補に挙がっていたが、パチーノが降板した後、ミッキーが孤独な復讐鬼と化した主人公を哀愁いっぱいに演じている。