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堺雅人のほか7人の骨太な男キャスト決定!映画『南極料理人』

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(後列左より)高良健吾、生瀬勝久、堺雅人、豊原功補、きたろう(前列左より)小浜正寛、黒田大輔、古舘寛治
(後列左より)高良健吾、生瀬勝久、堺雅人、豊原功補、きたろう(前列左より)小浜正寛、黒田大輔、古舘寛治

 極寒地の南極の果てにある南極ドームふじ基地で8人の男たちによって繰り広げられる、実話を基にした映画『南極料理人』が堺雅人の主演で映画化されることが先に発表されていたが、このたびそれ以外の7人のメンバーのキャストが発表された。

 雪氷学者・本山役に生瀬勝久、気象学者・タイチョー役にきたろう、雪氷サポート・兄やん役に高良健吾、車輌担当・主任役に古舘寛治、通信、機械担当・盆役に黒田大輔、大気学者・平林役に小浜正寛、そしてドクター役に豊原功補と個性派で骨太な男たちが顔をそろえた。

 原作は、実際に南極越冬隊で料理人をしていた西村淳の「面白南極料理人」「面白南極料理人 笑う食卓」。脚本・監督を務めるのは本作が本格的デビューとなる新鋭・沖田修一。一行は、実際の南極越冬隊員も「(ロケ地は強風のため)体感温度は、南極より寒いかも」と言うほどの寒さの中で、網走ロケを終えた後、東京・成城の東宝撮影所での撮影経て8月に、テアトル新宿ほか全国公開となる。

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8人のコメントは以下のとおり。

■監督:沖田修一(おきた・しゅういち)
ロケ地が寒いです。でも、休憩で食べるご飯がおいしいです。
南極にいた彼らに思いを馳せながら、毎日、撮影しています。

■堺雅人(さかい・まさと):西村淳 役(調理担当)
網走に来て、毎日みんなと飲んでいます。
食事を一緒にすることで、こんなに仲良くなるのだなぁと、改めて思い知らされました。
網走は寒いです。が、撮影は快調です。

■生瀬勝久(なませ・かつひさ):本山 役(雪氷学者)
南極とは比べものにならない気温。それでもマイナス10℃。厳しいです。

■きたろう:タイチョー 役(気象学者)
初めて全員が顔を揃えた瞬間、この作品は成功すると思ったね。
8人が8人それぞれ個性があって、人間ってこうも種類が違うのかと。
だいたい、野郎8人で一年間過ごすということは、異常なことですよ。

■高良健吾(こうら・けんご):兄やん 役(雪氷サポート)
「南極料理人」では、人と自然の力をかりて芝居をしてます。

■古舘寛治(ふるたち・かんじ):主任 役(車輌担当)
沖田監督とは自主映画をつくっていた頃から一緒にやっていて、プロデビューすることだけでもめでたく祝福したいのに、そのデビュー作に自分も出演できるということに非常な喜びと感謝を感じています。
「南極」という非日常を題材にしてどれだけ予想をうらぎる作品になるか、沖田監督色が満点の作品になるか、期待しています。そして、休日の網走湖でのわかさぎ釣り、最高でした!

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■黒田大輔(くろだ・だいすけ):盆 役(通信・機械担当)
南極料理人、僕は食べるほう専門です。みなぎる(みなぎらざるを得ない…)食べる力でいきたいと思います。

■小浜正寛(こはま・まさひろ):平林 役(大気学者)
鼻水と涙を凍らせながら、今日も働くのです。そして、食うのです!明日もです! それがうれしい!

■豊原功補(とよはら・こうすけ):ドクター 役(医療担当)
南極という限られた場所だからこそ生まれてくる哀しさと可笑しさを、みんなでがんばって作っております。

映画『南極料理人』は8月、テアトル新宿ほか全国にて公開

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