ファン2,000人が熱狂のソ・ジソブ、司会者から「むさい」呼ばわり?
26日、新宿ミラノ1で映画『映画は映画だ』のジャパンプレミアが開催され、本作で兵役後初の復帰を果たしたソ・ジソブが舞台あいさつを行った。
ソ・ジソブといえば韓流ドラマ「ごめん、愛してる」「バリでの出来事」で大ブレークした韓国のトップスター。この日、2回行われた舞台あいさつにはそれぞれ1,000人を超えるファンが集結し、劇場内は異様な熱気に包まれていた。もちろんこの日の主役であるソ・ジソブが登壇すると、客席からは悲鳴に近い歓声があちこちから飛び交い、兵役後、初めてとなる主演作が、日本で温かく迎え入れられたことに、ソ・ジソブ自身も感激した様子だった。
本作でソ・ジソブが演じているのは、長年、映画俳優にあこがれていたヤクザという役どころ。劇中では終始、ぶっきらぼうな態度で、不精ひげにボサボサの髪型とこれまでのイメージとはかけ離れた、新しい魅力を放っている。そんなソ・ジソブに対して、ジャパンプレミアの司会者が思わず「今回はむさい感じでしたね」と発言。もちろん悪気はなく、ワイルドだと言いたかったようだが、このむさいという言葉の響きにファンは大受けし、ソ・ジソブも「今日は皆さんにお会いするので、衣装にも気を遣ってきたんですよ」と苦笑しながら語っていた。
『映画は映画だ』は映画俳優になる夢を引きずるヤクザ(ソ・ジソブ)がひょんなことから映画出演を果たす過程で、自分自身を見つめ直すという異色のヒューマンドラマ。本作でソ・ジソブは、共演したカン・ジファンとともに第29回青龍映画新人男優賞を受賞している。
映画『映画は映画だ』は3月14日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて全国公開