アーノルド・シュワルツェネッガー主演映画『トータル・リコール』がリメイク?
アーノルド・シュワルツェネッガーとポール・ヴァーホーヴェン監督がコンビを組んだ1990年のSFアクション映画『トータル・リコール』がリメイクされることが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、プロデューサーのニール・H・モリッツと彼の主宰する制作会社がコロンビア・ピクチャーズのために現代版『トータル・リコール』を製作しようと企画しているそうだ。
シュワルツェネッガーが出演したオリジナル版はフィリップ・K・ディックの短編小説「追憶売ります」を基に映画化され、アカデミー特別業績賞(視覚効果)を受賞している。モリッツは、オリジナル版が製作された1990年より進化したテクノロジーやCG技術などにより新しい『トータル・リコール』を作り上げようと考えているようだ。リメイク版の監督や脚本家、キャストなどは明らかにされていない。
映画『トータル・リコール』は、脳に直接働きかけることで疑似体験や記憶を操作できるようになった2084年の近未来を舞台に、記憶を作り変えられた男が真実を求めるスリリングなストーリーだ。オリジナル版のエンディングは、ディックの小説と同じくすべては夢であったか現実であったか明確な答えを出していないが、今回のリメイク版ではどのようなエンディングにするか気になるところだ。