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元CIA!『レイン・フォール/雨の牙』の原作者、バリー・アイスラーを直撃!

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元CIAバリー・アイスラー
元CIAバリー・アイスラー

 4月25日に公開される、ゲイリー・オールドマン椎名桔平共演の日本映画『レイン・フォール/雨の牙』の原作者であり、元CIAで弁護士の資格を持つ異色の作家バリー・アイスラーに話を聞くことができた。

映画『レインフォール/雨の牙』写真ギャラリー

 本作は映画『トウキョウソナタ』の脚本を手掛けたオーストラリア出身のマックス・マニックス監督がメガホンを取り、大都会東京を舞台に、暗殺者ジョン・レイン(椎名)が一つのメモリースティックをめぐって巻き込まれる巨大な陰謀を描く。

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 日本に滞在した経験のあるバリーは、ところどころわからない単語を通訳に尋ねるくらいで、日本語はペラペラ。自身の作家デビュー作が映画化されたことに対して「小説家として信じられないくらい素晴らしい出来事!」といまだ興奮冷めやらぬ様子で、特にうれしかったのは、柄本明演じるベテラン刑事タツのキャラクターが自分の想像していたものと同じだったこと。モデルとなった知人の名前を上げ「柄本さんはまるで双子だよ!」と大絶賛で、ジョンを演じた椎名については「試写を観た友だちが『椎名はとってもセクシーだ!』て言ってたから、わたしは『もちろん、それがジョン・レインさ!』って答えたんだ」とキャスティングには大満足のよう。

 物腰柔らかな語り口や表情からは、過去にCIAの戦略スタッフとして訓練を受けていたというバックグラウンドはまったく感じられないのだが「方位磁石を持たされて、森に投げ出されたときなんて3日間食うや食わずで敵を倒す訓練をしていたんだ。あれは大変だったけど、ほとんどが楽しい思い出ばかり」とのことだ。ちなみに、柔道は黒帯の腕前を持つバリー。最初に日本を訪れて一番驚いたことは、柔道の総本山といわれる講道館を訪れたときで「とても古く格式の高い日本風の建物をイメージしてたんだけど、普通のビルだったから通り過ぎてしまった」そうだ。「でも建物の中に入ってみたら、その素晴らしさに圧倒された」と振り返る。

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 ちなみに自身が暗殺者だったら? との質問にバリーは「感情を出さずに殺せるけれども、実は葛藤(かっとう)を抱いているジョン・レインのような感じだろうね」と深く考えながら答えてくれた。日本がとても好きで、居心地がいいと語るバリー。ちなみに好きな女性のタイプはいろいろあるそうだが、ブラウン髪のときのジェシカ・アルバが好みだとか。

映画『レイン・フォール/雨の牙』は4月25日よりサロンパス ルーブル丸の内ほかにて全国公開

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