エディ・マーフィ、コメディアンのリチャード・プライヤーを演じる?
エディ・マーフィが、偉大なコメディアンとして現在も高く評価されている故リチャード・プライヤーを演じるかもしれない。エンターテインメント・ウィークリー誌のブログ版が伝えたところによると、映画『ドリームガールズ』のビル・コンドン監督がリチャードの伝記映画の製作を進めていて、エディが主演を務める予定だそうだ。
この伝記映画の製作には、本年度アカデミー賞最多8部門を受賞した、映画『スラムドッグ$ミリオネア』のフォックス・サーチライト・ピクチャーズが興味を示していて、ビル監督と同スタジオは、映画『愛についてのキンゼイ・レポート』でコンビを組んだ過去がある。脚本もビル監督自らが手掛け、タイトルは『リチャード・プライヤー:イズ・イット・サムシング・アイ・セッド?』(原題)だ。
2005年12月10日に65歳の若さで亡くなったリチャードは、ジーン・ワイルダーと映画『大陸横断超特急』『見ざる聞かざる目撃者』など4本の映画に出演し、映画『スーパーマンIII/電子の要塞』では世界征服を企むロス・ウェブスターに利用される天才プログラマーを演じていた。エディとリチャードは1989年の映画『ハーレム・ナイト』で共演していて、リチャードはエディ演じる孤児クイックの才能を認め彼を養子に迎えるハーレムの有名クラブのオーナーを演じていた。以前からエディはリチャードを尊敬し、彼は自分の模範となる人物であると公言しており、この伝記映画への出演はエディにとって師匠であり、あこがれの人であったリチャードへの恩返しになることだろう。