岡田准一、初のラブストーリー主演作の見どころは「谷村美月の関西弁」!?
9日、丸ビルホールにて、映画『おと・な・り』記者会見と完成披露試写会舞台あいさつが行われ、主演の岡田准一、麻生久美子、谷村美月、岡田義徳、池内博之、そして熊澤尚人監督が登壇した。
これまでラブストーリーをあえて避けてきたという岡田准一。本作で初めて恋愛ものに挑んだ理由について聞かれると「普通とは違うラブストーリーに惹(ひ)かれました。主人公の考えが自分とフィットしてるんです(笑)。カメラ好きなところも同じだし。監督やプロデューサーが自分を求めてくれたというのもあります」とうれしそうに語った。ところが相手役を務めた麻生からは「岡田(准一)さんがとにかくよくウソをつく方で……ちょっとずつだまされてうまく話ができなくて、ときどき落ち込んでました(笑)。でも最後の方で、好きな映画の話をしたらすごく生き生きしていて良かった!」と意外な一面を明かされて苦笑していた。
一方、この日パステル調のミニスカート姿でキュートな魅力を振りまいていたのが、本作でバリバリの大阪弁を披露している谷村。舞台あいさつでは観客に向かって「(自分が演じるキャラクターは)ゆったりした作品世界とは真逆で関西弁を早口でたくさんしゃべる子で、ウザイと思われるかもしれないけどキライにならないで最後まで観てください(笑)」とユーモラスに語りかけて周囲は大ウケ。最後に作品の見どころを聞かれた岡田准一は、「見どころは、谷村さんの関西弁(笑)」と答えるなど、谷村のコメントがかなりツボにはまった様子だった。
『おと・な・り』は、アパートの隣同士に住む、人生の岐路に立つ30歳の男女が互いの生活音を聞くうちに次第に心を通わせていく様をさわやかに描くラブストーリー。
映画『おと・な・り』は5月30日より全国公開