契約違反で訴えられたブルース・ウィリス、逆訴訟の賠償額は倍以上の875万ドル
映画を監督中だったブルース・ウィリスが突然降板をし、契約違反で訴えられた件で、ブルース側も逆提訴し、875万ドル(約8億7,500万円)の損害賠償を求めていることがわかった。
契約違反で訴えた制作会社が、ブルースに求めた賠償額は400万ドル(約4億円)であり、倍以上の額だ。E!オンラインによると、ブルースが降板するまでに支払われるべきだった金額は19万6,000ドル(約1,960万円)。ブルースの弁護士によると、プロデューサーたちはブルースだけでなく、ほかのスタッフにもまったく支払いをしていなかったという。
ブルースは補償的損害賠償のほか、詐欺と契約違反での懲罰的損害賠償も求めている。撮影をしていた映画『3ストーリーズ・アバウト・ジョーン』(原題)は、制作費2,000万ドル(約20億円)の低予算映画。監督の突然の降板と訴訟問題で映画の撮影もストップしていると思われるが、主演のオーウェン・ウィルソンとカミール・ベルについては何も報じられていない。