実写版「ドラゴンボール」の悟空役、かめはめ波を出したときの気持ちは…?
日本発の大人気コミック、「ドラゴンボール」をベースに実写映画化された映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の悟空役ジャスティン・チャットウィンとブルマ役のエミー・ロッサムに話を聞いた。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』写真ギャラリー
本作は国民的人気マンガの実写化とあって、実写の映像には賛否両論。原作者も異例のコメントを出すなど3月13日の公開を前に早くも話題沸騰中だ。そんな中、来日した孫悟空役のジャスティン・チャットウィンとブルマ役のエミー・ロッサムは本作を最高の出来と大絶賛!
二人とも「ドラゴンボール」のアニメは子どものころに観ていたようで、もちろん大ファン。日本人という設定のキャラクターを英語で演じることにおいても責任の重さを十分に感じていたらしい。ジャスティンは、「この映画は原作マンガのドラゴンボールをベースにしているだけであって、マンガを再現したストーリーが描かれているわけではなく、新しい形でドラゴンボールのストーリーを伝え直しているんだ。だから別に日本人という設定でもアメリカ人という設定でもなく、ジェームズ・ウォン監督が伝えたいこの映画のビジョンというのは、世界的なストーリーということだと思う」と明かす一方で、あの逆毛立った悟空ヘアーは原作のイメージを大事にしたという。「悟空のあの髪形は、原作の作者であるトリヤマが作ったイメージを尊重しなくてはいけないと思った」という。
また、悟空の必殺技、かめはめ波を出したときについて「初めてやったとき……素晴らしい気分だったのを覚えているよ。僕のシーンの中でも最後の方の撮影だったんだけれど、しゃがんで身を低くして構えながら悟空を演じていることを実感できて、本当に光栄に思ったんだ」と物語のクライマックスシーンに効果的に出てくるシーンであることも教えてくれた。
また、ブルマ役のエミー・ロッサムも本格的なアクションを披露しており、格闘技のレッスンもかなり本格的にこなしたらしい。エミーは「監督がわたしたちに格闘のレッスンをする重要なポイントの一つは、正しい闘い方を身につけることによって、歩き方や動き方、セリフの言い方が内側から変わってくると言っていたわ。それがどの役にも見事に反映されたと思う」とアクションが役づくりに役立ったことも明かした。
いよいよ日本では来週末に公開される映画『DRAGONBALL EVOLUTION』。原作と比較するのではなく、一つの娯楽エンターテインメント大作として楽しむことができれば、大人も子どもも楽しめる作品に仕上がっている。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』は3月13日より全国公開