キョンキョン、意外な初体験に「ちびりそう」なほど大緊張!
12日、映画『ホノカアボーイ』の完成披露試写会が行われ、主演の岡田将生と主題歌「虹が消えるまで」を歌う小泉今日子、そして作曲を担当した斉藤和義、原作者の吉田玲雄が登壇した。
虹を思わせるカラフルなワンピースに、いつものキュートな笑顔で登場した小泉今日子だったが、この日は主題歌を披露するということでとても緊張していたそう。開口一番「こういう試写会で歌うのは初体験。ちびりそうです」とその真情を吐露していた。しかし、斉藤和義による生ギターの伴奏にのせて歌が始まると、会場はまるで映画の舞台であるハワイ島・ホノカワの風がそよいだような雰囲気に包まれた。キョンキョンの優しい歌声と斉藤和義によるちょっぴり哀愁のただようメロディーに観客も大満足だったようだ。
ミニライブの後は主演の岡田将生が合流。小泉と岡田はこの日が初対面ということで、岡田の印象について聞かれた小泉は「同じものを食べて育ったとは思えない美しさですよねえ」と、身長が180cmある岡田を頼もしそうに見上げていた。一方の岡田は小泉に見つめられて「もうなんていっていいのかわからないくらい緊張しています」とただただ感激していた。
小泉は原作者の吉田とは旧知の間柄ということで、実際にホノカアの町に遊びに行って劇中で倍賞美智子が演じているビーさんに会ったことがあるそうだ。「自分にとっても宝物のような記憶が詰まっているし、こうして映画になったことがなんだか不思議な感じもします。何にもない場所なんだけど、何でもあるようなそういう町です」とホノカアへの思いを語っていた。撮影で1ヶ月半ホノカアに滞在した岡田は「村の人がアットホームでいつも心を開いて迎えてくれた。それがホノカアの魅力なのかなと思います」と映画の舞台となった土地にすっかり魅了されたようだった。
映画『ホノカアボーイ』は、ハワイ島のホノカワという日系移民の町を舞台に、映画館で映写技師の助手をしながら暮らす青年レオ(岡田将生)が料理上手なビーさん(倍賞千恵子)やホノカワの人々との交流を通じて成長していく物語。
映画『ホノカアボーイ』は、3月14日より全国東宝系にて公開