スーパーヒーロー映画『ファンタスティック・フォー』が再映画化
全米で公開された映画『ウォッチメン』の大ヒットを受けて、どうやら20世紀フォックスはコミック・ブームは今後も続くと考えたようだ。映画サイトIESBが、20世紀フォックスが映画『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』の再映画化企画を進めていると伝えた。
『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』は、マーベル・コミック原作のスーパーヒーローチームが活躍するアクション映画で、これまでシリーズ2作品が製作され、ジェシカ・アルバ、ヨアン・グリフィズ、クリス・エヴァンスが主演した。同シリーズは、ヒットはしたものの、映画『バットマン』『スパイダーマン』のような大ヒットにはならず、原作コミックのファンにもそっぽを向かれてしまった。
再映画化は、キャストや監督、スタッフなどすべて入れ替えて製作される予定で、前シリーズのように子ども向けではなく、ダークな要素も入れて大人も楽しめるスーパーヒーロー・アクション映画にするとのこと。日本ではアメコミ・ヒーロー映画はヒットしないという常識があり、世界中で大ヒットした『ダークナイト』も日本ではそこまでヒットしなかった。『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』の再映画化がヒットするかは、3月28日から日本で公開される『ウォッチメン』や、期待の映画『アイアンマン2』(原題)、マーベルのスーパーヒーロー映画『キャプテン・アメリカ』(原題)、『アベンジャーズ』(原題)などの興行次第かもしれない。