「ヤッターマン」vs.「ドラゴンボール」の勝負に「ドラえもん」が介入?
3月7日に公開された映画『ヤッターマン』に、先週末に公開された鳥山明原作の「ドラゴンボール」の実写版映画『DRAGONBALL EVOLUTION』がぶつかり、興行収入の今週末1位を制するのはどちらの作品なのかに注目が集まっていたが『ヤッターマン』に軍配が上がった。
しかも先々週末(7日、8日)の週末ランキングで2位だった映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』はそのまま2位に残留。結局は『ヤッターマン』と『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』の一騎打ちになり、『DRAGONBALL EVOLUTION』は3位に甘んじた。そのすぐ後に、前作が日本でも最終興収23億円を売り上げた『マダガスカル2』が迫ってきており、来週は春休みにも突入し、果たしてどの作品が子どもの心をがっちりつかむかに勝負の行方は左右されそうだ。『ヤッターマン』は大人向けだけに動向が気になる。やはり春休みで一番伸びるのは『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が有力。しかも先週末は新シリーズ4作目にして累計入場人員が1000万人を突破するという快挙を成し遂げている。
また、アカデミー賞効果がまだまだ続く『おくりびと』も5位につけており、公開27週目を迎え、上映館数197スクリーンとロングラン中で、累計動員456万人、興収52億円を突破した。(※興行収入ランキングは、興行通信社調べによる)